福島蓮(八戸西)

大化けが期待できる“大型右腕”八戸西「福島蓮」にスカウト陣も注目! 来秋ドラフト候補に成長も

 2020年のドラフト会議まであとわずかとなったが、高校野球では来年の選抜高校野球出場に大きくかかわる秋季大会がスタートしており、また大学野球でも下級生の活躍が目立つチームも増えている。プロアマ野球研究所ではそんな来年以降のドラフト候補も積極的に紹介していきたい。今回は将来の大化けが期待される高校生の大型右腕を取り上げる。

【2020年10月15日】高校野球秋季東北大会

福島商3-10×八戸西(7回コールド)

 県立高校同士となったこの試合。福島商は春夏合わせて甲子園11回出場の古豪。一方の八戸西は甲子園出場こそないものの、2009年春、2016年春と東北大会に出場しており近年力をつけてきている。今年ドラフト候補にも挙がっている駒沢大の竹本祐瑛(4年・投手)は、2016年春に東北大会に出場した時のエースである。

 その八戸西にこの秋も楽しみな投手が出現した。背番号1を背負う福島蓮(2年・投手)だ。大会のパンフレットのプロフィールによると186㎝、62㎏となっており、高校2年の秋だとしても体重の少なさがかなり気になる数字となっている。マウンドでの立ち姿も当然ながらまだまだ細い。

だが、いざ投げ始めてみると、全体的なフォームやボールにそこまでひ弱さを感じないというのが大きな長所である。テイクバックで少し右肩を下げる動きがあるが、上半身に無駄な力が入っておらず、スムーズに上から腕を振り下ろすことができている。指先の感覚も良く、186㎝という上背以上にボールの角度が感じられた。