椋木蓮(東北福祉大)

他チームの偵察も驚く速球披露!  東北福祉大「椋木蓮」は来秋ドラフトの目玉になり得る“快速右腕”

 2020年のドラフト会議まであとわずかとなったが、高校野球では来年の選抜高校野球出場に大きくかかわる秋季大会がスタートしており、また大学野球でも下級生の活躍が目立つチームも増えている。プロアマ野球研究所ではそんな来年以降のドラフト候補も積極的に紹介していきたい。今回は来年の大学球界を騒がせる可能性が高い東北の快速右腕を取り上げる。

【2020年10月13日】仙台六大学野球秋季リーグ戦

東北福祉大4-3東北学院大

 この試合で強烈なインパクトを残したのが東北福祉大の三番手で登板した椋木蓮(3年・投手・高川学園)だ。昨日紹介した山野太一(4年・投手・高川学園)とは高校時代もともにプレーしており、登板はなかったものの2年夏に甲子園に出場している。東北福祉大に進学後は1年春から主にリリーフとして登板を重ね、一昨年の大学選手権でも好投を見せてチームの優勝に貢献。昨年は故障で登板機会が少なかったものの、この秋は見事に復活を果たした。

 この日も1点を勝ち越した直後の9回裏というプレッシャーのかかる場面での登板だったが、先頭打者をショートフライに打ちとり、続く打者からは連続三振を奪って三人で試合を締めてみせた。最初の打者へのストレートは144キロ、145キロとまずまずの数字だったが、二人目からは一気にスピードアップし、最速は153キロをマーク。この数字にはネット裏で偵察していた他チームの野球部員も思わず驚きの声を上げていた。