仙台六大学では無双状態! 東北福祉大「山野太一」は“杉内俊哉タイプ”の好左腕

 変化球ではスライダーの変化が抜群に鋭く、これを左打者の内角に投げられるというのが大きい。打者が思わず腰を引くようなボールがストライクというシーンも多かった。緩急をつけるカーブと小さく沈むチェンジアップも面白いボールだ。

 この秋は少しコントロールを乱しているものの、元々は制球力が高い投手である。現在はさらに高いレベルに向けて試行錯誤という状態と言えるだろう。タイプとしては前述した通り杉内がぴったり当てはまる。左の先発候補が少ない球団にとっては、ぜひ狙ってもらいたい投手である。

この日の成績

7回 被安打2 3失点(自責点3) 8奪三振 7四死球

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita