中山遥斗(国学院大)

大阪桐蔭で二度の甲子園出場…国学院大「中山遥斗」は強打の“ユーティリティープレイヤー” ドラフト戦線に浮上!

 一方で課題となっているのがセカンドの守備だ。ここまで6試合で3失策を記録しており、この日も悪送球が失点に繋がっていた。地肩の強さはあるものの、体勢が悪い時に強引に投げて逸れるというケースが目立つ。もう少し丁寧さを心がけたいところだ。

 ただ、ショート、サード、セカンドを守った経験があることは大きなプラスである。何よりも右打者でパンチ力があり、内野ならどこでも守れるという希少価値の高さは魅力である。既にプロ志望届を提出しており、あとは指名を待つだけという状態だ。今のところ同じリーグの牧や同僚の小川と比べて報道されることは少ないが、この秋の活躍を見て、指名を検討する球団が出てくることも十分に考えられるだろう。

この日の成績
4打席3打数1安打1打点1四球
四球・レフト前ヒット・ファーストフライ・サードゴロ併殺打

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

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