中川拓真(豊橋中央)

今年は“高校生捕手”が豊作…ドラフト指名が有力な選手の実力は? 「セカンド送球ランキング」を一挙公開!

 10月6日には大学進学希望と見られていた高橋宏斗(中京大中京)がプロ志望を表明し、今日にはトミー・ジョン手術を受けて社会人に進むと言われていた山崎伊織(東海大)も一転してプロ入りを目指すことが判明するなど、ここへ来て一気に動きが活発になってきたドラフト戦線。

 その陰に隠れる形とはなったが、先日オリックスが高校生捕手の獲得を目指すとも報道されて話題となった。今年は高校生の捕手に有力候補が多いが、主任研究員の西尾典文が現地で計測したセカンド送球のランキングを発表しながら、有力候補について触れてみたいと思う。

 まずプロ志望届を提出した高校生捕手で計測できたセカンド送球のランキングは以下の通りとなっている。

1位 中川拓真(豊橋中央):1.80秒

2位 内山壮真星稜):1.87秒

3位 牧原巧汰日大藤沢):1.89秒

4位 古市尊(高松南):1.90秒

5位 二俣翔一磐田東):1.91秒

6位 関本勇輔履正社):1.94秒

6位 末田龍祐(大分商):1.94秒

8位 古谷将也(成田):1.95秒

9位 誉田貴之(福岡工大城東):1.96秒

9位 長谷川勝紀(近江):1.96秒

9位 藤田青空(弘前東):1.96秒

 堂々のトップは中川。甲子園や東海大会などの出場はなく、全国的な知名度はそれほど高くはないが、捕手らしいたくましい体つきで、スローイングに関しては間違いなく高校生ではトップクラスだ。打順も4番を任されており、粗さはあるものの振る力は十分である。

 早くから評判となっていた選手では2位の内山の名前が挙がる。昨年までは山瀬慎之助(巨人)がいたためショートを守っていたが、新チームでは本職の捕手に戻り秋は北信越大会優勝にも大きく貢献した。ただ捕手としては小柄で丁寧さにも欠けるところがあるのをプロがどう評価するかがポイントとなりそうだ。

星稜・内山壮真(撮影・西尾典文)
星稜・内山壮真(撮影・西尾典文)