向山基生(NTT東日本)

外野手不足の球団は狙い目! NTT東日本「向山基生」は社会人屈指の“強打の外野手”

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、プロ野球のペナントレースも3カ月遅れで開幕したが、アマチュア野球もようやく本格的に各カテゴリーで公式戦が行われるようになってきている。プロアマ野球研究所(PABB lab)は、これらの試合から有望選手をピックアップして、その実力を分析していく。今回は社会人でも屈指の実力を誇る強打の外野手を紹介する。

【2020年9月28日】都市対抗野球東京地区予選

NTT東日本3-2明治安田生命

 1点を争う接戦となったが、9回表にNTT東日本が1点を勝ち越し、それが決勝点となった。その起点を作ったのが3番に入った向山基生(24歳・外野手・法政二→法政大)だ。法政大時代には3年秋にレギュラーとなると、4年時には春秋連続でベストナインを受賞し、大学日本代表にも選出。社会人1年目の昨年も公式戦でチームトップの38安打を放ち、3割を大きく超える打率を残す活躍を見せた。

 この日は3回の第2打席でサードを強襲する内野安打を放つと、冒頭で触れた9回表には先頭打者でレフト前に鋭く弾き返すヒットを放って出塁し、後続のタイムリーで決勝のホームを踏みチームの勝利に貢献している。

 フォームは背筋を伸ばしてバットを体の近くに寄せる構えで、トップを作る時の動きが極めて小さいのが特徴。反動を使わずに強く振ることができており、ボールを長く見てしっかりと手元まで呼び込むことができている。