生田目忍(日本製鉄鹿島)

日ハムの兄に続け!プロ入りなるか?日本製鉄鹿島「生田目忍」は強打自慢の内野手

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、プロ野球のペナントレースも3カ月遅れで開幕したが、アマチュア野球もようやく本格的に各カテゴリーで公式戦が行われるようになってきている。プロアマ野球研究所(PABB lab)は、これらの試合から有望選手をピックアップして、その実力を分析していく。今回は打力が光る社会人野球のルーキーを紹介する。

【2020年8月31日】社会人野球オープン戦

日本製鉄鹿島5-1JR東日本

 野手で存在感を示したのがルーキーながら日本製鉄鹿島の4番に座った生田目忍(23歳・一塁手兼三塁手・水戸工→星槎道都大)だ。日本ハムに所属する生田目翼(投手)を兄に持ち、大学4年春には5割近い打率を残してリーグMVPにも輝いている強打者だ。21日に行われた日本製鉄かずさマジックとのオープン戦でも3番打者として、今年のドラフト有力候補である山本晃希(24歳・投手・熊毛南→九州国際大)から左中間にツーベースを放っている。この日も第一打席で外から入ってくるファーストストライクを逃さずにセンター前に弾き返すと、続く打席ではフルカウントからの内角低めの厳しいボールをしっかり叩いてレフト前ヒットとし、マルチ安打を記録する活躍を見せた。

 身長は172㎝ながらがっちりとした体格で力感は申し分なく、上背のなさは全く気にならない。タイミングをとる動きはそこまで小さいわけではないが、バットを引いた時にヘッドが中に入り過ぎることがなく、スムーズに内から振り出せるのも長所だ。そしてもう一つ目立つのがインパクトの強さ。右手でしっかりとバットを押し込んでヘッドを走らせており、この日の2本のヒットもゴロにはなったものの球足の速さは社会人の中でも上位と感じるだけのものがあった。