中京大中京・中山礼都(撮影・西尾典文)

ドラフト候補が“聖地甲子園”で猛アピール! 中京大中京・中山礼都、大阪桐蔭・西野力矢の打撃センスが光る

 プロ入りを目指す高校生選手のアピールの場として今年初めて開催されることとなった「プロ志望高校生合同練習会」。西日本の選手を対象に行われた8月29日の甲子園での様子をレポートする。

 この日参加したのは77人で、その内訳は投手32人、捕手14人、一塁手1人、二塁手2人、三塁手5人、遊撃手5人、左翼手4人、中堅手8人、右翼手6人となっている。人数が多いこともあって、A班とB班に分かれてフリーバッティングとシートノックが行われた。

 フリーバッティングは基本的に野手のためのものだが、打撃もアピールしたい投手10人も参加していた。また、中国地区を代表する大型ショートとして注目を集めている岡本大翔(米子東)は左手首痛のため大事をとって参加しなかった。

 フリーバッティングで最も強いインパクトを残した選手は、中山礼都(中京大中京)だ。木製バットに苦しむ選手も多い中で、高いミート力とパンチ力を披露。最初は左方向に確実にライナーを放つと、徐々にセンター、右方向へも鋭い打球を連発。二回り目で打席に入った時にはさく越えこそなかったもの、外野の後方へのフライを多く打ち上げて飛距離を出せるところも見せ、さらに三回り目では再びライナー性の当たりを広角に打ち分けていた。練習とはいえ、木製バットでこれだけの打撃を見せられる高校生はそうはいないだろう。