小野大夏(Honda)

“最速150キロ右腕”Honda「小野大夏」は今秋ドラフト候補! 健大高崎出身の高卒3年目はリリーフ投手で高い適性

 プロアマ野球研究所(PABB lab)では、全国各地で行われているアマチュア野球の試合を現地で取材して、ドラフト会議で注目される選手や今後の飛躍が期待される選手の実力を分析している。今回は今年のドラフトで注目を集める社会人の若手右腕を紹介する。

【2020年8月27日】社会人野球オープン戦

Honda4-2SUBARU

 今年の社会人のドラフト候補には高校卒3年目の好素材が多いが、その中でも有力候補の一人として注目を集めている選手がHondaの小野大夏(21歳・投手・健大高崎)だ。高校時代はその強肩を生かして下級生の頃は捕手としてプレーしており、2.0秒を切るセカンド送球をマークしている。

 3年夏は群馬大会の決勝で前橋育英に敗れたものの、140キロを超えるストレートで注目を集めた。社会人での実績は乏しいが、順調にスケールアップを果たしており、昨年の日本選手権ではリリーフで登板して150キロをマークしている。

 この日は、2点リードした9回から登板。5番から始まるSUBARU打線を三人で抑えて試合を締めてみせた。左足を上げて少し二段モーション気味にためを作るフォームで、高校時代と比べても、明らかに体重移動のスピードが増したように見える。途中まではゆったりとしたモーションだが、トップの形を作る動きが早く、肘をたたんでコンパクトに腕を振るフォームが特徴的だ。

 この試合の最速は145キロで、自己最速には及ばなかったが、打者からすると急に腕が振られて、突然ボールが出てくるように見えるため、数字以上にストレートが速く感じているように見えた。最初の打者には、1球高めに抜けるボールはあったものの、それ以外はしっかりとコーナーに投げ分けており、制球力もアップした印象だ。