鈴木駿輔(福島レッドホープス)

独立リーグ屈指の好投手! BC福島「鈴木駿輔」はドラフト候補の有力候補だ

 プロアマ野球研究所(PABB lab)では、全国各地で行われているアマチュア野球の試合を現地で取材して、ドラフト会議で注目される選手や今後の飛躍が期待される選手の実力を分析している。今回は独立リーグで有数の実力を誇る22歳の本格派右腕を紹介する。

【2020年7月2日】ルートインBCリーグ公式戦

新潟アルビレックスBC4-5福島レッドホープス

 この日注目したのは福島の先発マウンドに上がった鈴木駿輔(22歳・投手・聖光学院→青山学院大中退)だ。聖光学院の下級生時代は強打のセンターとして活躍していたが、肩の強さもあって3年時には投手を兼任。青山学院大に進学後は大学球界では珍しい二刀流でプレーしており、昨年中退して福島に入団してからは投手に専念している。

 大学の時と比べても体つきがしっかりし、また投手専任になったこともあってか、フォームが安定したように見える。長い手足を上手く使い、とにかくフォームが伸びやかで華があるのが大きな特長だ。バランスよく上からスムーズに腕を振ることができており、持ち味だった柔らかさに力強さが加わってきた。8回途中まで投げたが、各回の最速は以下の通りだった。

1回:146キロ

2回:149キロ

3回:146キロ

4回:147キロ

5回:149キロ

6回:146キロ

7回:144キロ

8回:144キロ

 7回以降は疲れからか少しスピードが落ち、コントロールも乱れたが、これだけ高いアベレージのスピードで投げられる投手はそうはいないだろう。試合を視察していたNPBのスカウトによると、昨年はストレート一本やりだったとのことだが、この試合では110キロ台のカーブ、120キロ台後半のスライダーとチェンジアップ、130キロ台中盤のカットボールと変化球も多彩なところを見せていた。