住谷湧也(西濃運輸)

近江高の“安打製造機”は今 西濃運輸「住谷湧也」はヤクルト「青木宣親」タイプの外野手に育つ可能性も秘めている

 プロアマ野球研究所(PABB lab)では、全国各地で行われているアマチュア野球の試合を現地で取材して、ドラフト会議で注目される選手や今後の飛躍が期待される選手の実力を分析している。今回は、高い打撃技術を誇る社会人球界の高校卒ルーキーを紹介したい。

【2020年7月22日】社会人野球オープン戦

トヨタ自動車2-6西濃運輸

 西濃運輸が7安打で6得点と効率の良い攻撃でトヨタ自動車を破ったが、その口火を切ったのが1番に座ったルーキーの住谷湧也(19歳・外野手・近江)だ。高校時代は2年春、夏、3年夏と3度甲子園に出場。2年夏には4試合で13打数10安打と打ちまくり、大会新記録となる打率.769をマークすると、さらに最終学年でも春の近畿大会で13打数10安打、夏の滋賀大会でも18打数10安打とヒットを量産している。

 この日は2点を追う3回裏にツーアウト一塁の場面からレフト線を鋭く破るタイムリーツーベースを放ち、チームの逆転に繋げた。身長は168㎝と小柄だが、体つきはしっかりしており、社会人の選手の中に入ってもそれほど見劣りすることはない。少しバットを揺らしてタイミングをとるのは気になるものの、ヘッドが中に入らないため鋭く振り出すことができている。