河浦圭佑(JR東日本)

“最速147キロ”の本格派右腕 JR東日本「河浦圭佑」は来年のドラフト戦線に“有力候補”として浮上か?

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、プロ野球のペナントレースも3カ月遅れでようやく開幕したが、アマチュア野球もまた、6月に入ってオープン戦などが再開されている。プロアマ野球研究所(PABB lab)は、これらの試合から有望選手をピックアップして、その実力を分析していく。今回は来年のドラフト候補になりそうな高校卒2年目の本格派右腕を紹介する。

【2020年7月16日】社会人野球オープン戦

三菱日立パワーシステムズ0-7JR東日本

 4人の投手リレーで完封したJR東日本投手陣だが、最も強く印象に残ったのは7回から2番手で登板した高校卒2年目の河浦圭佑(20歳・投手・小倉)だ。小倉高時代から福岡県内では評判の右腕で、3年夏の福岡大会で見た時にも最速144キロのストレートで押すピッチングが強く印象に残っている。この日は先頭打者を味方のエラーで出塁を許したものの、次の打者を併殺に打ち取り、2イニングを打者6人で抑えてみせた。

 高校時代も比較的がっちりとした体格だったが、当時よりさらに下半身が大きくなったように見える。軸足一本で立った時の姿勢が良く、しっかりとためを作ってからステップすることができており、体重移動のスピードも明らかに速くなった。少し小さいテイクバックだが、右肘のたたみ方が上手く、打者からはなかなかボールが見えない。それでいながら高い位置から縦に腕を振ることができており、175㎝という上背以上にボールの角度があるのも持ち味だ。