来年のドラフト戦線に浮上? 日大藤沢出身の好捕手、JFE東日本「下地滉太」が見せた“高い守備力” 

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、プロ野球のペナントレースも3カ月遅れでようやく開幕したが、アマチュア野球もまた、6月に入ってオープン戦などが再開されている。プロアマ野球研究所(PABB lab)は、これらの試合から有望選手をピックアップして、その実力を分析していく。今回は高い守備力が光る社会人のルーキー捕手を取り上げる。

【2020年6月9日】社会人野球オープン戦

日本製鉄かずさマジック9-4JFE東日本

 今年、ドラフト候補の野手が多いJFE東日本だが、来年候補になりそうなのが捕手の下地滉太(日大藤沢→富士大)だ。下地の出身校である日大藤沢は、元中日・山本昌氏の実弟で、捕手出身の山本秀明監督が指導していることもあって、毎年のように好捕手が輩出されているが、そんな中でも下地の守備力は歴代でも1、2を争うと評判だった。3年夏の神奈川大会でもプレーを見たが、当時もセカンド送球は楽に1.9秒台をマークし、その強肩ぶりは強く印象に残っている。

 富士大進学後は2学年上に小林遼(ENEOS)という不動のレギュラーがいたこともあって、出場機会に恵まれず、目立った実績を残すことはできなかったが、それでも社会人の強豪であるJFE東日本に進み、1年目の春からオープン戦とはいえ先発マスクを任されているところに能力の高さが表れていると言えるだろう。