プロを狙える2人の大型右腕! BC栃木「山田綾人」&「橋詰循」の実力は?

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、プロ野球のペナントレースも3カ月遅れでようやく開幕したが、アマチュア野球もまた、6月に入ってオープン戦などが再開されている。プロアマ野球研究所(PABB lab)は、これらの試合から有望選手をピックアップして、その実力を分析していく。今回はBCリーグ栃木の大型右腕二人だ。

【2020年6月26日】ルートインBCリーグ

茨城1-4栃木

 昨日の記事では、高校1年以来の公式戦で快投をみせた“剛腕サイドスロー”石田駿(23歳・静清→九州産業大)について紹介したが、栃木ではその前後に投げた投手二人も注目に値する投球を見せた。まず、一人目が7回からマウンドに上がった山田綾人(23歳・桐光学園→玉川大)だ。プロアマ野球研究所でも以前『巨人・山下航汰から奪三振「大型右腕」玉川大・山田綾人は“隠し玉”になるか』という記事で紹介した投手である。昨年のドラフト候補にも挙げられていたが指名は見送られ、今年からは栃木でプレーすることとなった。

 この日がリーグ戦での初登板だったが、1回を打者三人で抑えて1つの三振も奪い、上々のデビューとなった。走者がいなくてもセットポジションで投げるスタイルだが、しっかりと軸足に体重を乗せてからステップすることができており、下半身主導で投げることができている。この日の最速は145キロだったが、数字以上に威力を感じ、ストレート中心で打者を圧倒することができていた。フォームで気になったのがステップしてから上半身が出てくるのが少し早いところ。その分打者に正対するのが早くなり、ボールの出所も見やすいように見えた。ただ全体的なバランスは悪くなく、変化球でカウントをとることもできる。貴重な大型右腕として今後も注目して生きた存在だ。