東農大北海道オホーツク・古間木大登 (撮影・西尾典文)

北の大地に”大型捕手”あり! 東農大北海道「古間木大登」の優れた“走攻守”

 新型コロナウイルスの感染拡大により、夏の甲子園が中止となるなど、アマチュア球界にも大きな影響が出ている。このため、各球団のスカウトがドラフト候補を視察できない異常事態に陥ってしまった。こうした状況を踏まえて、プロアマ野球研究所(PABB lab)は、過去の試合から有望選手をピックアップして、その実力を分析している。今回は北海道の大型捕手を取り上げたい。

【2019年6月13日】第68回全日本大学野球選手権

城西国際大1-8東農大北海道オホーツク(7回コールド)

 全国大会の常連である城西国際大を破って、東農大北海道オホーツクが初の準決勝進出をコールド勝ちで決めた試合。攻守に存在感を示したのが当時2年生の古間木大登(3年・捕手・遠軽)だ。初めてそのプレーを見たのは2016年秋の北海道大会。チームは札幌第一に大敗したものの、3番、捕手で出場して打撃、守備ともにスケールの大きいプレーを見せていた。

 この日は8番で出場。スローイングではイニング間のセカンド送球で最速1.93秒をマーク。今大会3試合目ということもあって、軽めに投げるシーンも多かったが、それでもタイムは2.0秒台だった。大型だが動きに無駄がなく、捕球から送球の流れがスムーズなのが長所。7回表の守備では盗塁を試みた走者を見事な送球で刺してみせた。

 バッティングで目立つのはインパクトの強さだ。こちらもスローイングと同様に無駄な力が入っておらず楽に振っているように見えるが、それでもヘッドの走りが良く打球の初速が速い。ヒットは1本だったもののセンター中止に打ち返すことができており、甘いボールを逃さずに積極的に打ちにいく姿勢も目に付いた。