日大藤沢・牧原巧汰 (撮影・西尾典文)

高校球界屈指の捕手、日大藤沢「牧原巧汰」は“森友哉タイプ”の逸材だ!

 この試合の少し前に、またまた出身の座間ボーイズを取材する機会があったが、チームでは進路を選ぶときに、監督と面談をして本人の意向を確かめているという。牧原自身は中学時代は内野手としてもプレーしていたそうだが、高校では捕手として勝負したい意向が強く、捕手出身で育成に定評のある山本秀明監督の指導を受けたいという理由で進学先を決めたそうだ。

 昨年夏の決勝では東海大相模に大敗を喫し、惜しくも甲子園出場は逃したものの、牧原自身は順調に捕手としてステップアップしていることは間違いない。左打ちで長打力があり、1番を任せられていることからも分かるように脚力も備えている。選手のタイプとしては森友哉(西武)がピッタリ当てはまる。以前に紹介した須永武志(前橋育英)、関本勇輔(履正社)と並んで今年の高校球界を代表する捕手と言える。若手の捕手が不足している球団にとっては、非常に魅力的な人材であることは間違いなく、高校から直接プロ入りの可能性も高いだろう。

※学年は今年4月からの新学年

この日の成績

4打席4打数2安打1本塁打2打点

三振・ライト前ヒット・ファーストゴロ・ライト場外ツーランホームラン

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita