静岡・相羽寛太(撮影・西尾典文)

攻守ともにセンス抜群の遊撃手! 静岡高「相羽寛太」はプロを狙える好素材

 それでも同点で迎えた8回裏には決勝となるレフト前タイムリーを放ち、集中力の高さを見せた。決して強打者タイプではないが、リストが強く打球の速さもあり、打撃に関しても高校生のドラフト候補としては十分なレベルにあると言えるだろう。また隙を見て二つの盗塁を決めるなど、積極的な走塁も光った。

 ミスや課題も目に付いたが、1年秋と比べても着実にレベルアップしていることは十分に伝わってきた。細かい判断力や丁寧さを養うことができれば、将来的にはショートとしてプロを狙える素材であることは間違いないだろう。

※学年は今年4月からの新学年

この日の成績

4打席3打数1安打1打点2盗塁

センターフライ・四球・ライトフライ・レフト前タイムリー

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

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