中京大中京・西村友哉 (撮影・西尾典文)

中京大中京のセンターラインを固める西村友哉&印出太一は高校トップクラス!

中京大中京・印出太一 (撮影・西尾典文)

 一方、印出は初回に西村をサードにおいてライト前にタイムリーを放ち、先制点を叩き出した。183㎝の大型で、ゆったりと大きく構えて全身を使ったスイングの迫力は十分。それほど力を入れて振っていないように見えても、ヘッドが良く走り、インパクトの強さも申し分ない。この日のヒットは第一打席のタイムリー1本だったか、その後も強烈な打球を放ち、相手のエラーを二つ誘発させた。

 スローイングの形も悪くないが、少し物足りないのが送球の速さ。イニング間のセカンド送球は2.0秒台で、この日の最速も2.02秒だった。もう少しフットワークや持ち替えを速くするなど、改善したいところだ。しかし、ピンチでも落ち着いており、投手に声をかけるタイミングなどを見てもよく考えていることが分かる。打撃がいいだけに、スローイングに磨きをかけて打てる捕手として勝負してもらいたい素材だ。

※学年は今年4月からの新学年

この日の成績

■西村友哉

5打席5打数3安打

ライトスリーベース・ライトフライ・センター前ヒット・レフトフライ・センター前ヒット

■印出太一

5打席5打数1安打1打点

ライト前タイムリー・ショートエラー・セカンドゴロ・サードエラー・キャッチャーファウルフライ

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita