NTT西日本・大江克哉 (撮影・西尾典文)

今秋ドラフト候補!NTT西日本「大江克哉」 そのイメージは元中日・浅尾拓也

 新型コロナウイルスの感染拡大により、高校野球の春季大会がすべて中止されるなど、アマチュア球界にも大きな影響が出ている。このため、各球団のスカウトがドラフト候補を視察できない異常事態に陥ってしまった。こうした状況を踏まえて、プロアマ野球研究所(PABB lab)は、過去の試合から有望選手をピックアップして、今後のドラフト戦線がどのように動いていくのか、独自に分析していきたい。今回は今秋のドラフト会議で指名が予想されるNTT西日本の右腕だ。

【2019年10月25日】社会人野球日本選手権 京セラドーム大阪

NTT西日本10-3沖縄電力

 この日注目したのはNTT西日本の大江克哉(24歳・投手・花園大)だ。大学時代は2年春にチームを初優勝に導き、自身もMVPに輝いている。大学選手権でも初戦で敗れたものの、最速146キロをマーク。当時のノートを見返してみると、「(フォームの雰囲気など)イメージは浅尾(拓也・中日)から少し腕を下げた感じ」という記載がある。もちろん、誉め言葉である。大学時代の全国での登板はこの大会のみだったが、その後も結果を残し続けて昨年NTT西日本に入社。1年目から主戦となり、都市対抗でも2試合の先発を任されている。

 そして、この日の大江も立ち上がりから快調なピッチングを披露。1回ツーアウトから4者連続三振を奪うなど、3回まで沖縄電力打線をパーフェクトに抑え込んだ。4回に四球からリズムを崩して1点は失ったものの、6回途中まで投げて1失点と試合を作り、チームの勝ちに大きく貢献した。