日本大・川西雄大 (撮影・西尾典文)

“本格派サイドスロー”日大・川西雄大がドラフト戦線に浮上も…明大中野時代は“イケメンエース”で注目

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、あらゆるスポーツイベントが中止、延期に追い込まれているが、アマチュア球界ではシーズン開幕に向けてオープン戦が始まっている。各地で行われた試合から目に付いた選手をレポートする。 今回は、3月20日に行われた 日本大JR東日本 を取り上げる。

【3月20日】 日本大6-4JR東日本

 この日まず目についたのは日本大の先発マウンドに上がった川西雄大(4年・明大中野)だ。 高校時代は、そのルックスから「イケメンエース」と報じるメディアもあった 川西だが、そんな彼を初めて見たのは2015年夏の東東京大会、対岩倉戦だった。この試合のお目当ては岩倉の巽大介(巨人)だったが、明大中野の先発だった当時高校2年の川西は被安打3、11奪三振で2失点完投という見事なピッチングを見せてチームを勝利に導いている。サイドから投げ込むストレートは130キロ台中盤だったものの、小気味良い投球は強く印象に残っている。

 日本大に進学後も1年秋からリーグ戦で登板しており、先発の機会は少ないもののリリーフの一角としてチームに欠かせない存在となっている。

 この日は立ち上がりに3盗塁を許して2失点、3回にもエラー絡みで1点を失い、3回を投げて3失点でマウンドを降りたものの、それでも良さは十分に感じさせた。立ち上がりからスピードは140キロ台中盤をマークし、この日の最速は147キロ。フォームに躍動感があるサイドスローで、打者の手元でボールが伸びてくるような錯覚を覚える。この日は5つの三振を奪ったが全て空振りで、打者は完全にボールの下を振らされていた。