JFE東日本・平山快 (撮影・西尾典文)

東海大相模時代に“4番”で活躍…JFE東日本 「平山快」のプロ入りの可能性は?

 先に守備について触れたが、最大の持ち味はやはりバッティングだ。この日も4番に座り、第一打席で今川に続いて詰まりながらもセンター前にタイムリーヒットを放つと、第5打席でも内角低めの難しいボールをきっちりとらえてセンター前に運んだ。

 少し前傾する構えだが、タイミングのとり方がゆったりしており、下半身の使い方にも粘りがあるのが長所。大学4年くらいから体の回転も鋭くなり、長打力も確実にアップしている。大学までは脚力は目立たなかったが、昨年の都市対抗では一塁到達タイムも及第点といえる4.26秒をマークしており、走塁に対する意識が高くなっているのもプラス要因だ。昨年見せたような活躍を継続することができれば、プロ入りの可能性も十分に考えられるだろう。

この日の成績

5打席4打数2安打1打点1死球

センター前タイムリー・空振り三振・ショートゴロ・死球・センター前ヒット

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita