ソフトバンク・古谷優人(ソフトバンクのホームページより)

ソフトバンク「古谷優人」 ブレイク期待の快速左腕 中継ぎの一角に食い込め

 2020年のキャンプも実戦形式が増えてきており、今週末からはオープン戦もスタートする。そこで今シーズンブレイクが期待できる若手について、アマチュア時代のプレーぶりを振り返りながら紹介したい。今回は昨年のアジアウインターリーグで活躍を見せた快速サウスポーだ。

古谷優人(ソフトバンク

江陵→2016年ドラフト2位

昨年の成績(二軍)

17試合 2勝1敗0セーブ 防御率2.52

高校時代の最高成績

北北海道大会ベスト4(3年夏)

 昨年は日本シリーズ三連覇を達成し、今年もパ・リーグの優勝候補筆頭に挙げられているソフトバンク。その中にあってブレイクの期待がかかるのが今回紹介する古谷だ。その評判を聞いたのは2年夏のこと。今年の選抜に21世紀枠で出場する帯広農と二日間、27回にわたる死闘を演じて話題となった。しかし、この年も北北海道大会には届かず、3年夏の帯広地区予選に足を運んだ。この時の対戦相手は帯広地区の有力校の一つである帯広大谷。その打線を相手にも最速149キロのストレートを武器に被安打4、1失点完投という見事なピッチングを見せたのだ。その後も古谷は快投を続け、甲子園には届かなかったものの北北海道大会の準決勝に進出。ドラフトでも2位という高評価を受けてソフトバンクに入団することになった。

 プロ入り3年間でいまだに一軍での登板はないものの、昨年の三軍戦では160キロをマークするなど着実に成長。オフに行われたアジアウインターリーグでも防御率1.37と見事な成績を残している。フォームは高校時代から上半身が強かったものの、徐々にステップの幅も広くなり、バランスも良くなってきている。サウスポーらしいクロスファイヤのボールの角度も大きな魅力だ。