広島商から亜細亜大へ進む天井一輝(撮影・西尾典文)

広島商が誇る韋駄天「天井一輝」は亜細亜大へ 自慢の脚力生かしプロ入り目指せ

 昨年のドラフト会議では107名の選手が指名されたが、その一方でプロ志望届を提出しなかった選手、または提出しながら指名が見送られた選手も数多く存在している。PABB labではそんな中から新天地で再度プロ入りを目指す選手を、プロ入りに必要なポイントとともに紹介したい。今回は広島が誇る三拍子揃った万能型の外野手だ。

天井一輝(広島商)

外野手 178cm 78kg 右投左打

・2019年夏の広島大会成績

6試合 28打数14安打0本塁打5打点3盗塁 打率.500

・甲子園通算成績

1試合 4打数2安打0本塁打1打点1盗塁 打率.500

・2019年プロ志望届:提出せず

・予定進路:亜細亜大

 天井のプレーを最初に見たのは昨年夏の広島大会、対広島工大高戦だ。しかしわざわざ天井を見に行ったのではなく、広島遠征のお目当ては谷岡楓太(武田→オリックス育成2位)。せっかく広島まで行くのだから、同じ日に見られる有望選手を広島在住の友人に聞いたところ、名前が挙がってきたのがこの天井だった。

 この試合、天井は3安打1盗塁という見事な活躍を見せた。特に目立ったのがその俊足だ。第一打席はセカンドゴロエラーだったが、最後少し流して一塁到達3.99秒をマーク。更に第2打席のセンター前ヒットでも4.13秒を記録した。一塁到達タイムは4.30秒を切れば十分速いレベルだが、ヒットでも緩めずにこのタイムをマークしているところに走塁に対する意識の高さが感じられる。また、バッティング少しタイミングをとる時にバットは動くものの、振り出しの鋭さが光った。