東洋大・山田知輝はSUBARUに進む(撮影・西尾典文)

ドラフトで指名漏れ 東洋大「山田知輝」はSUBARUで再びプロ入りめざす

 昨年のドラフト会議では107名の選手が指名されたが、その一方でプロ志望届を提出しなかった選手、または提出しながら指名が見送られた選手も数多く存在している。PABB labではそんな中から新天地で再度プロ入りを目指す選手を、プロ入りに必要なポイントとともに紹介したい。今回は未完の長距離砲だ。

山田知輝(桐生第一→東洋大)

外野手 185cm 85kg 右投左打

・リーグ戦通算成績

25試合 79打数12安打5本塁打9打点0盗塁 打率.152

・2019年プロ志望届:提出するも指名なし

・予定進路:SUBARU

 山田の名前が全国に知れ渡ったのは2014年春の選抜。当時2年生ながらエースで4番として活躍し、チームのベスト8進出に貢献している。この時の投手成績は36回1/3を投げて自責点2という見事なもの。この時点では投手、野手どちらを伸ばすべきか難しいという感想を持ったことをよく覚えている。

 東洋大進学後は投手、野手の二刀流に挑戦して1年春からリーグ戦に登板。しかし、その後は故障もあって、3年時から野手に専念し、レギュラーに定着したのは4年春のことである。そして正確に言うと活躍を見せたのはこの1シーズンだけ。最後のシーズンとなった昨年秋は、右膝の故障が原因でわずか2試合の出場に終わっているのだ。

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita