阪神・矢野監督(Cake6/Wikimedia Commonsより)

【補強診断・阪神】プラス材料は新外国人だけ…優勝争いは厳しく

 2月1日のキャンプインまであとわずか、いよいよ球春も近づいてきた。ストーブリーグもひと段落という印象だが、各球団今シーズンに向けてどのような補強を行ったのか、改めて振り返ってみたいと思う。今回はシーズン終盤に滑り込みで3位に入った阪神だ。なお、主な入団選手のルーキーは今季戦力として期待できる選手のみをピックアップした。

■主な退団・引退選手

・投手

岡本洋介

歳内宏明

高橋聡文

メッセンジャー

ドリス

ジョンソン

・野手

小宮山慎二(捕手)

鳥谷敬(内野手)

山崎憲晴(内野手)

森越祐人(内野手)

ナバーロ(内野手)

ソラーテ(内野手)

横田慎太郎(外野手)

■主な新戦力

・投手

中田賢一(ソフトバンクから無償トレードで移籍)

スアレス(ソフトバンクを自由契約になり移籍)

エドワーズ(新外国人)

ガンケル(新外国人)

・野手

ボーア(内野手・新外国人)

サンズ(外野手・新外国人)

 昨シーズンは終盤の驚異的な追い上げでAクラス入りを果たした阪神。しかし得点力不足は明らかで、このオフは長打力のある外国人野手を中心に補強を進めた。ボーアはメジャー6年間で通算92本塁打を誇る左の大砲。左投手に対する弱さは気になるものの、ヒットの約4割が長打というのは頼もしい。また、打率の割に出塁室が高いというのも魅力だ。一方のサンズはメジャーでの実績は乏しいものの、昨年はKBO(韓国リーグ)で28本塁打、113打点をマークし打点王に輝いている。外野を守れる右の強打者というのはチームの需要にマッチしていると言えるだろう。一昨年のロサリオの例があるだけに二人に大きな期待をかけるのは危険だが、昨年退団したナバーロやソラーテと比べると、補強ポイントにマッチした人選とは言えるだろう。