立教大学に進学する智弁和歌山・池田陽佑(撮影・西尾典文)

右肩上がりの成長曲線! 智弁和歌山「池田陽佑」は大学でどこまで伸びるのか

 昨年のドラフト会議では107名の選手が指名されたが、その一方でプロ志望届を提出しなかった選手、または提出しながら指名が見送られた選手も数多く存在している。PABB labではそんな中から新天地で再度プロ入りを目指す選手を、プロ入りに必要なポイントとともに紹介したい。今回は高校の最終学年で急成長を遂げた大型右腕だ。

池田陽佑(智弁和歌山

投手 183cm 84kg 右投右打

・甲子園通算成績

10試合 4勝2敗 46回1/3 被安打39 24奪三振 12四死球 自責点12 防御率2.33

・報道されている最速:150キロ

・西尾が確認できた最速:150キロ

・2019年プロ志望届:提出せず

・予定進路:立教大

 甲子園は2年春から4季連続でマウンドに上がり、通算10試合に登板するなど同世代の中でも大舞台での実績は指折りの池田。しかし体格こそ立派ながら3年春まではスピードは130キロ台中盤がアベレージで、こちらもドラフト候補という感じでは見ていなかった。

 そんな池田の印象がガラッと変わったのは選抜が終わった後の春の近畿大会からだ。初戦の智弁学園戦で先発し、5回0/3を投げて6失点で負け投手となったものの最速は145キロをマーク。選抜までとは力強さが別人のようで、この頃からドラフト候補として注目するようになった。池田の成長はこの後も続く。夏の甲子園では初戦で米子東を相手に8回1失点、続く明徳義塾戦でもリリーフとして4回を1安打無失点と好投。3回戦の星稜戦ではサヨナラスリーランを浴びて負け投手となったものの、奥川恭伸(ヤクルト1位)と球史に残る投手戦を演じてみせた。