九州国際大付・下村海翔は青学大に進学予定だ(撮影・西尾典文)

九州屈指の右腕「下村海翔」は青学大へ 実績積めばドラフト上位候補に

 昨年のドラフト会議では107名の選手が指名されたが、その一方でプロ志望届を提出しなかった選手、または提出しながら指名が見送られた選手も数多く存在している。PABB labではそんな中から新天地で再度プロ入りを目指す選手を、プロ入りに必要なポイントとともに紹介したい。今回は九州でも屈指の完成度を誇る好投手だ。

下村海翔(九州国際大付)

投手 174cm 70kg 右投右打

・2019年夏の福岡大会成績

5試合 30回1/3 被安打16 35奪三振 3四死球 自責点3 防御率0.89

・報道されている最速:149キロ

・西尾が確認できた最速:140キロ

・2019年プロ志望届:提出せず

・予定進路:青山学院大

 下村のピッチングを見たのは2年春の九州大会。この大会には戸郷翔征(聖心ウルスラ巨人)、宜保翔(未来沖縄→オリックス)、川原陸(創成館→阪神)、松本晴(樟南→亜細亜大)、松江優作(れいめい→熊本ゴールデンラークス)など多くの好投手が出場していたが、その中でもフォームの良さが一番目立ったのがこの下村だ。プロフィールを見ても分かるように決して大型ではない。これくらいの身長の投手が速いボールを投げようとすると、無駄なアクションが目立つことが多いのだが、下村はそういう悪いクセがほとんど見られないのだ。イメージとしては久保裕也(楽天)と野村祐輔(広島)を足して2で割ったような印象が残った。自分が見た東明館戦では最速は140キロだったものの、被安打4、11奪三振、1四球という見事な内容で1失点完投勝利をおさめている。