中日にドラフト4位で指名された郡司裕也(撮影・西尾典文)

【補強診断・中日】ルーキーは郡司裕也、岡野祐一郎に期待も…補強は不十分

 キャンプインまであと2週間を切り、球春も近づいてきた。ストーブリーグもひと段落という印象だが、各球団今シーズンに向けてどのような補強を行ったのか、改めて振り返ってみたいと思う。今回は7年連続Bクラスに沈んでいる中日だ。なお、主な入団選手のルーキーは今季戦力として期待できる選手のみをピックアップした。

■主な退団・引退選手

・投手

松坂大輔

ロドリゲス

・野手

武山真吾(捕手)

杉山翔大(捕手)

亀沢恭平(内野手)

友永翔太(外野手)

近藤弘基(外野手)

■主な新戦力

・投手

橋本侑樹(ドラフト2位)

岡野祐一郎(ドラフト3位)

ゴンザレス(新外国人)

・野手

郡司裕也(捕手・ドラフト4位)

 一時はAクラス争いを演じたものの、最終的には失速して5位に終わった中日。これで7年連続Bクラスとなり、長いトンネルは続いている。オフには昨年41ホールド、防御率1.64とセットアッパーとして活躍したロドリゲスが退団。不安定な中継ぎ陣の中でも存在感は抜群だっただけに、チームにとって大きな痛手であることは間違いない。そのロドリゲスの穴を埋めるために、同じリリーフタイプのサウスポーであるゴンザレスを獲得した。今年で28歳とまだまだ若く、150キロを超えるスピードがあるのは魅力だが、昨年のロドリゲスと同等の活躍を期待するのは少し酷というのが正直な印象だ。

 同じサウスポーでは2位の橋本もリリーフとして期待したい。本人のコメントでは先発で勝負したいとも報じられているが、長いイニングではボールが高く浮く傾向にあり、いきなりプロでの先発は厳しいように見える。ブレーキ抜群のチェンジアップという決め球があるだけに、まずは中継ぎからスタートするのが妥当だろう。