興南・宮城大弥(撮影・西尾典文)

【補強診断・オリックス】ドラ1「宮城大弥」は戦力になれるか? “大物獲得”で大きな上積みも

 キャンプインまであと2週間を切り、球春も近づいてきた。ストーブリーグもひと段落という印象だが、各球団今シーズンに向けてどのような補強を行ったのか、改めて振り返ってみたいと思う。今回は昨年パ・リーグ最下位のオリックスだ。

 なお、主な入団選手のルーキーは今季戦力として期待できる選手のみをピックアップした。

■主な退団・引退選手

・投手

岸田護

成瀬善久

塚原頌平

岩本輝

青山大紀

エップラー

・野手

高城俊人(捕手)

鈴木昂平(内野手)

マレーロ(内野手)

宮崎祐樹(外野手)

メネセス(外野手)

ロメロ(外野手)

■主な新戦力

・投手

宮城大弥

村西良太

ヒギンス

・野手

勝俣翔貴(内野手)

ロドリゲス(内野手)

ジョーンズ(外野手)

 主力の退団はなく、またトレードやFA戦線にも参戦せず、当初は静かなオフと見られていたが、アダム・ジョーンズを獲得したことで一気に上積みに成功した。メジャー通算1939安打、282本塁打をマークし、ゴールドグラブ賞4回、オールスター選出5回を誇る大物で昨シーズンもダイヤモンドバックスで16本塁打、67打点を記録している。これほどの実績を残した選手の来日は2013年に楽天に入団したアンドリュー・ジョーンズ以来だが、来日直前の成績を見るとアダム・ジョーンズの方が余力があることは明らかである。

 期待したいのはとにかく長打だ。昨年のチーム本塁打数は日本ハムに次ぐ5位、得点はリーグ最下位。本来リードオフマンタイプの選手がクリーンアップに入ることが多かっただけに、吉田正尚と二人でクリーンアップを固定できるようになれば、確実に得点力アップは期待できるだろう。残る二人の新外国人の実力は未知数だが、投手ではアルバース、ディクソン、野手ではモヤとそれなりに実績のある選手が残っているのは心強い。