社・藤本竜輝は立命館大へ進学予定(撮影・西尾典文)

近畿で指折りの本格派右腕「藤本竜輝」は立命館大へ 将来のプロ入りを期待

 昨年のドラフト会議では107名の選手が指名されたが、その一方でプロ志望届を提出しなかった選手、または提出しながら指名が見送られた選手も数多く存在している。PABB labではそんな中から新天地で再度プロ入りを目指す選手を、プロ入りに必要なポイントとともに紹介したい。今回は近畿でも指折りの本格派右腕だ。

藤本竜輝(社)

投手 180cm 74kg 右投右打

・3年夏兵庫大会成績

4試合 26回1/3 被安打15 33奪三振 5四死球 自責点3 防御率1.03

・報道されている最速:148キロ

・西尾が確認できた最速:146キロ

・2019年プロ志望届:提出せず

・予定進路:立命館大

 レベルの高い近畿にあって、昨年の高校生投手で1、2を争う存在だと言われていたのがこの藤本だ。2年秋には地区大会の初戦から県大会の2回戦までの5試合で38イニング連続無失点という記録もマークしている。明石商、報徳学園、神戸国際大付など県内の強豪を相手に常にあと一歩及ばず、甲子園や近畿大会に出場することは叶わなかったが、そのピッチングは昨年から高い注目を集めていた。

 実際に藤本のピッチングを見ることができたのは昨年夏の兵庫大会1回戦の姫路東戦だ。2対1と1点リードして迎えた5回表、一死二塁からマウンドに上がり、犠牲フライで1点は失ったものの(自責点は0)、6回以降は危なげないピッチングを展開。最終的には4回2/3を投げて被安打3、無四球(死球1)、9奪三振の好投でチームのサヨナラ勝ちを呼び込んでいる。

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita