日大三・広沢優はJFE東日本に進む(撮影・西尾典文)

“未完の大型右腕”日大三「広沢優」 “スケール感”失わず社会人で成長できるか

 昨年のドラフト会議では107名の選手が指名されたが、その一方でプロ志望届を提出しなかった選手、または提出しながら指名が見送られた選手も数多く存在している。PABB labではそんな中から新天地で再度プロ入りを目指す選手を、プロ入りに必要なポイントとともに紹介したい。今回は社会人からのプロ入りを目指す将来性豊かな大型右腕だ。

広沢優(日大三)

投手 193cm 85kg 右投右打

・甲子園通算成績

2試合 8回2/3 被安打8 5奪三振 4四死球 自責点3 防御率3.12

・報道されている最速:148キロ

・西尾が確認できた最速:148キロ

・2019年プロ志望届:提出せず

・予定進路:JFE東日本

 エースの井上広輝(西武6位)とともに高い注目を集めていたのがこの広沢だ。2年夏に出場した甲子園では背番号18ながら2試合に先発。龍谷大平安戦では最速148キロをマークして5回を被安打2、2失点と見事なピッチングを見せてチームの勝利にも大きく貢献している。

 この時点では、残り1年の成長次第で上位候補になる可能性もあるかと思われていたが、その後は苦しいピッチングが続いた。3年春の都大会、修徳戦で見た時には下半身の不安定さが目立ち、最速は138キロどまり。夏もスピードはある程度戻ったものの、準々決勝の桜美林戦では2回途中3失点で降板となり、チームもここで敗退となっている。