津田学園・前佑囲斗(撮影・西尾典文)

「前佑囲斗」高卒選手が台頭するオリックス投手陣の波に乗れ!

 PABB labでは10月17日に行われたドラフト会議前にも多くの候補選手を取り上げたが、当日までにおさまりきらなかった指名選手について改めてどんな選手なのか、プロに入ってから活躍するためのポイントはどこになるか、いつ頃一軍の戦力として考えられるかなどについて紹介したい。今回は甲子園、U18W杯でも好投を見せた大型右腕だ。

前佑囲斗(津田学園→オリックス4位)

投手 182cm 88kg 右投右打

・甲子園通算成績

3試合 23回1/3 被安打20 20奪三振 9四死球 9自責点 防御率3.47

・U18W杯成績

3試合 9回 被安打5 13奪三振 3四死球 1自責点 防御率1.00

・報道されている最速:152キロ

・西尾が現場で見た最速:145キロ

・1年目の目安:二軍で10試合に先発して3~5勝

・期待される将来像:先発右腕

 東海地区を代表する右腕。3年時には春夏連続で甲子園に出場し、春は龍谷大平安に初戦で敗れたものの延長10回まで無失点、夏は初戦の静岡戦で11奪三振、1失点完投と見事なピッチングを見せている。

初めて見たのは2年秋の東海大会。この時はどちらかというと粗削りな印象が強く、140キロを超える速いボールは全て高めに集まっていた。次に見たのは選抜で、前述したように龍谷大平安戦で好投しているが、この時は逆にストレートのほとんどが130キロ台中盤から後半で、抑えながらも物足りなさが残ったのを覚えている。そして最後の夏は、まとまりがありながらも要所でギアを上げるピッチングができるようになり、静岡戦では最速145キロをマークした。