立教大・山田健太(撮影・西尾典文)

中日根尾の元チームメイト 立教大「山田健太」は待望久しい“右の大砲”

 来年6月に行われるハーレムベースボールウィーク(オランダ)に出場する侍ジャパン、大学代表候補の選考合宿が11月30日から3日間にわたって行われた。この合宿で目に付いた選手について紹介するレポート。今日は日本球界で待望久しい右の強打者だ。

山田健太(立教大・1年・183cm・85kg・右投右打・大阪桐蔭)

紅白戦成績:6打席5打数2安打(1二塁打)1打点1犠飛0三振

 カテゴリーに関わらず、国際大会となると日本代表では共通の課題が出てくる。それが右の強打者の不足だ。先日行われたプレミア12では鈴木誠也(広島)が活躍を見せたが、それでも全体的には左打者偏重で、得点力不足が完全に解消されたとは言えなかった。また今回の合宿でも長打は少なく、大久保哲也監督からも打撃陣の奮起を促すコメントを発している。

 そんな中で大きな期待感を抱かせたのが、今回取り上げる山田だ。初日の紅白戦では第1打席でレフト前ヒットを放つと、2日目の第1試合でも犠牲フライ、第2試合でも左中間にツーベースを放ち、初の代表候補選出とは思えないバッティングを見せたのだ。山田の良さは上半身の力を上手く抜きながらも、力強いトップの形を作れるところにある。少しバットを揺らしてタイミングをとるが、早めに始動するので速いボールに差し込まれることもない。また左足を高く上げながらも、ステップで“間”をとることができており、スイングに柔らかさがあるのも魅力だ。