遊学館・高田竜星(撮影・西尾典文)

フォームは奥川恭伸を彷彿 遊学館エース「高田竜星」がドラフト候補に浮上か

近大高専・白石晃大(撮影・西尾典文)

 続く試合で目立ったのが近大高専の白石晃大(2年・1番・外野手・178cm・81kg・右投左打)だ。第1試合では投手としても登板したそうだが、この試合は背番号8をつけて1番、ライトで出場。その第1打席でいきなりセンターオーバーのスリーベースを放ち、三塁到達タイムは流して11.96秒をマークした。構えた時のグリップの位置が少し低く、バットを動かしてタイミングをとるのは少し気になるものの、リストワークに頼らずに全身を使って強く振れるのが長所。脚力のある選手にありがちな走り打ちがなく、しっかり体を残して振り出すことができている。この日のヒットは第1打席のスリーベース1本だったが、その後の打席でもしっかりボールをとらえており、凡打の内容も非常に良かった。近大高専は秋の三重県大会で優勝しており、選抜の21世紀枠の三重県推薦校にもなっているが、もし選ばれるようなことになれば、注目を集める選手になることは間違いだろう。

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita