東北福祉大・津森宥紀(撮影・西尾典文)

ソフトバンクD3位、東北福祉大「津森宥紀」リリーフ陣に食い込める可能性も【明治神宮大会】

 東北福祉大・元山飛優(撮影・西尾典文)
東北福祉大・元山飛優(撮影・西尾典文)

 元山はショートの守備では見事なフットワークとスローイングを見せたが、バッティングはヘッドが中に入って振り出しが遅れ気味なのが課題。また、体つきも大学生にしては細く、速いストレートに振り負けるのも気になった。この冬でのパワーアップに期待したい。

 東北福祉大 ・ 津森宥紀 (撮影・西尾典文)
東北福祉大 ・ 津森宥紀 (撮影・西尾典文)

 東北福祉大で圧倒的な存在感を見せたのが、ソフトバンク3位指名を受けた津森宥紀(4年・投手・177cm・81kg・右投右打・和歌山東)だ。7回からマウンドに上がり、9回にまさかの4失策でサヨナラ負けを喫したものの2回2/3で6奪三振と持ち味を十分に見せた。サイドから投げ込むストレートのアベレージは140キロ台前半(この日の最速は146キロ)ながら、数字以上の勢いがあり、振り遅れる打者が大半だった。少しクロスにステップするため、特に右打者の外のボールは遠く見えるのも特徴。シュート系のボールの精度がアップすれば、強力なソフトバンクのリリーフ陣の一角に食い込むことも十分に考えらえるだろう。

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita