セガサミー・森井絃斗(撮影・西尾典文)

社会人トップ級の剛腕、セガサミー・森井絃斗の“実力”【ドラフト2020】

 2019年のドラフト会議は終わったばかりだが、既に2020年のドラフト戦線は動き出している。来年のドラフト会議で指名される可能性が高い有力選手をどんどん紹介していきたい。今回取り上げるのは、社会人で伸び盛りの剛腕、森井絃斗(セガサミー)だ。

森井絃斗(セガサミー)

20歳 投手 184cm 94kg 右投右打 板野(徳島)

これまでの観戦ゲーム

2017年7月16日 全国高校野球選手権徳島大会 対城南戦

9回 被安打3 1失点(自責点1) 6奪三振 3四死球

この日の最速:146キロ

2019年3月13日 JABA東京スポニチ大会 対JFE西日本戦

5回 被安打1 0失点 3奪三振 3四球

この日の最速:150キロ

2019年8月15日 関東選抜リーグ 対日立製作所戦

5回 被安打1 0失点 1奪三振 0四死球

この日の最速:148キロ

確認できた変化球

カーブ、スライダー、フォーク

セガサミー・森井絃斗(撮影・西尾典文)

 森井の評判を聞いたのは、今から2年前の春のこと。徳島に145キロを超えるスピードを誇る大型右腕がいるとのことで、夏の地方大会の遠征の一人に組み入れた。ちなみに、当時既に進路は社会人ということが決まっており、無理して見る必要もないかと思っていたが、実際に見てわざわざ徳島まで足を運んで良かったと感じたのをよく覚えている。当時のノートにも「馬力は高校生でトップクラス。とにかく腕の振りが強い。右打者の内角に腕を振って145キロ。変化球でもカウントをとれる」と言ったメモが残っている。ちなみに、この時には同じ球場の別の試合で折下光輝(新野→2017年巨人育成7位)も見ることができ、ヘッドの走るスイングで右方向にも鋭い打球を放っていた。

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita