早稲田大・早川隆久(撮影・西尾典文)

【早慶戦展望】慶応、全勝優勝なるか?立ちはだかるのは早稲田の「強力二枚看板」

2戦目の先発が予想される早稲田大・徳山壮磨(撮影・西尾典文)

 慶応の全勝優勝の前に立ちはだかるのが早稲田の強力二枚看板、早川隆久(3年・木更津総合)と徳山壮磨(2年・大阪桐蔭)である。早川はここまで7試合に登板して1勝3敗、防御率2.67といまひとつの成績に終わっているが、ボールの出所の見づらいフォームから投げ込む150キロ前後のストレート、鋭く変化するチェンジアップなどは間違いなく一級品。順調にいけば、来年のドラフト上位候補に名を連ねる左腕である。調子が上がらない中でも、33回2/3を投げて42奪三振という数字は見事だ。徳山は春まではリリーフだったがこの秋に2戦目の先発に定着。ここまで4試合に登板して2勝1敗、防御率1.50と安定したピッチングを見せている。流れのスムーズなフォームでしなやかな腕の振りから投げ込む150キロ前後のストレートは威力十分だ。

 慶応がこのままの勢いであっさりと優勝を決めるのか。早稲田が意地を見せて慶応の連勝をストップさせるのか。ぜひ注目してもらいたい。

※主任研究員の西尾典文は11月2日の第1戦、インターネットテレビ局「Abema TV」で解説を務めます。そちらもぜひご覧ください。

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

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