森下暢仁(明治大) 【撮影・西尾典文】

佐々木、奥川より即戦力 明大・森下暢仁、知られざる“実力”を徹底分析【ドラフト2019】

森下暢仁 :5.50

松本航  :4.75

上茶谷大河:4.45

清水昇  :2.75

高橋優貴 :2.54

甲斐野央 :2.33

 4を超えれば、かなり優秀と言われる指標で、森下は5を上回っている。ちなみにこの秋の早大との第3戦で森下は4失点(自責点0)で負け投手になったが、1回から9回までの最速は下記の通りだった。

1回:149キロ

2回:155キロ

3回:150キロ

4回:148キロ

5回:149キロ

6回:149キロ

7回:152キロ

8回:150キロ

9回:152キロ

 佐々木、奥川より即戦力 明大・森下暢仁、知られざる“実力”を分析する ほぼコンスタントに150キロに迫るスピードを維持していることがよく分かるだろう。ちなみに2日前の第1戦で9回、126球を投げてから中1日でこの数字である。松本や甲斐野、上茶谷も最速は150キロに迫ることがあったが、ここまで平均して速いスピードは出ていなかった。さらに、それをしっかりコントロールして、多彩な変化球も操るのだから、プロ側の評価も高くなる。この即戦力度ナンバーワンの森下に何球団の指名が集中するのか。今年のドラフトの大きな焦点の一つであることは間違いないだろう。

(文・PABB主任研究員・西尾典文)

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita