大船渡・佐々木朗希(撮影・西尾典文)

大船渡・佐々木、10.2プロ入り表明へ 最大6球団が一位指名も 

 今年のドラフトの目玉である、大船渡(岩手)の佐々木朗希が、10月2日に進路に関する会見を行うことがわかった。9月24日に同校が発表した。会見では、国内球団へのプロ志望を表明するとみられる。

大船渡・佐々木朗希(撮影・西尾典文)

 プロアマ野球研究所(PABB-lab)の西尾典文・主任研究員は、佐々木を指名する球団について、「6球団は指名するのではないか」としたうえで、こう予想している。

「日本ハムは6月2日に吉村浩GM(ゼネラルマネージャー)が佐々木の1位指名を公言しています。8月のスカウト会議でもその方針が確認済みで、まず変更はない。一方、ソフトバンクもその年の目玉を狙う「ナンバーワン戦略」を掲げていますので、その可能性はかなり高いでしょう。また、楽天も石井一久GMが佐々木指名を示唆するような発言をしているほか、ロッテも投手陣の柱として佐々木を狙う可能性があります」

 セ・リーグの球団はどこが指名をするのか。西尾・主任研究員が続ける。

「巨人と広島は少し意見が分かれるところです。巨人は甲子園での活躍で星稜の奥川恭伸を推す声も強くなったという噂もありましたが、今年から現場に復帰した長谷川国利スカウト部長が佐々木を高く評価していることを考えると、指名する可能性が高いと思います。広島は、8月のスカウト会議後に松田元オーナーが「わしは佐々木派」とコメントするなど、オーナーの意向が指名に強く反映される球団の体質があり、佐々木獲得へ参戦するとみるべきでしょう」

 “令和の怪物”佐々木にどのぐらい球団のドラフト1位指名が集まるのだろうか、10月17日に開かれるドラフト会議に注目だ。

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita