【ドラフト2019】BCリーグ選抜、スカウト注目のドラフト候補を探せ!

 ルートインBCリーグ(以下BCリーグ)の選抜チームによる巨人三軍との交流試合が9月19日と20日に行われた。全11球団あるBCリーグの球団からNPB入りへの最後のアピールの場としてここ数年は毎年の恒例行事となっている。25日と26日にはオリックス二軍との試合も予定されている。ここでは20日の試合で目立ったBCリーグ選抜のドラフト候補の選手達を紹介したいと思う(年齢は今年の満年齢)。

前川哲(新潟アルビレックスBC)【撮影・西尾典文】

前川哲(新潟アルビレックスBC)
23歳 投手 180cm 90kg 右投両打 新潟産業大付
この日の成績:1回 被安打1 1四球 2奪三振
この日の最速:149キロ

 高校からBCリーグ入りして5年目の右腕。これまでもドラフト候補に挙げられていながら指名漏れが続いていたが、今年に入ってサイドに転向して球威がアップして再び注目を集めている。この日は5回から三番手で登板。確かに以前見た時とは違い、左足を三塁側に踏み出すクロスステップから体を鋭くひねって横から腕を振る変則サイドにフォームは大きく変わっていた。そんな変則フォームにも速いというのが大きな特長だ。右打者からすると自分の方に向かってくるようなフォームなのでかなり恐怖心があるだろう。ただ、3番のモタの時にストレートが顔面付近に抜け、それに対してモタが交流試合とは思えない雰囲気で睨みつけてからは外角一辺倒となったのには課題が残った。それでも続く二人の打者からは三振を奪っており、短いイニングのリリーフタイプとして面白いだろう。

西尾典文 主任研究員

西尾典文
  • 1979年、愛知県生まれ。大学まで選手としてプレーした後、筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から技術解析などをテーマに野球専門誌に寄稿を開始。修了後もアマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる

Twitter ID: @ajihiraita